『プロキオンステークス』
逃◎ ドンフランキー 池添 7番
●逃げ自信度 B
ダ・短距離ランキング7位。前走は598キロの雄大な馬体で京都グランドOP(ダ1200m)を逃げ切った
全11戦中6戦が1400m戦と主戦場にしていることからこの距離はピッタリと考えられる。また中京1400mで2勝をあげていてコース経験もバッチリ!
巨漢馬だけに発馬の初速は並だが、ひとたびスピードに乗ってしまえば速さのキープ能力は高い
『七夕賞』
逃◎ ショウナンマグマ 菅原明 12番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング10位。前走エプソムCでは横並びの逃げ争いを制したが、素質馬ルージュエヴァイユにつつかれペースを落とせず大敗した
陣営は「2000mは少し長いかも」と発言したことがあり、実際前々走で新潟大賞典に出走した時はそれを意識してか無理な逃げは狙わなかった
逃げ馬になるのか、番手馬になるのか、陣営の方針がイマイチ見えてこないのだが、今回に関しては昨年のラジオNIKKEI賞を逃げて2着の時に乗っていた菅原騎手騎乗という点がカギになりそう。その好走の再現を狙って(このさい距離長いことは置いておいて)気持ちよく逃げさせることを優先させるのではと考えられる
逃〇 フェーングロッテン 松若 11番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング18位。前走鳴尾記念ではイーブンラップの逃げで2着。「逃げさえすれば強い」ところを見せた
逃げ馬の中では一番内の枠に入ったのは有利。しかし、いかんせんこの馬はゲートが遅く200mまでに外の逃げ馬に前に出られる心配が大きい
また、やけに人気を集めていて”強引な逃げ”がし難い状況なのも気がかり(人気の逃げ馬は追われやすい&無理な逃げでの大敗は騎手の責任になりやすい)
逃▲ セイウンハーデス 幸 15番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング13位。前走新潟大賞典では手綱を抑えたままハナに立ち2着
誰も行かないようならハナに押し出される可能性あるが、今回のメンバーなら誰かが前に出てくれそう。前々走では番手もこなしているため外枠に入った今回、まずは控えめに先行するだろう
逃△ シフルマン 大野 16番
●逃げ自信度 C
11カ月の長期休養のためランキングには入っていないが、昨年小倉記念を逃げている馬
通常長期休養明けは抑えが利かず逃げ傾向が強まるのだが、この馬は筋肉を痛めての休養だったため全力で走るのを怖がり先行力が落ちているケースも考えられ判断が難しい
とはいえ今回は「無事にレースを終えること」を優先するはず。大外枠に入ったこともあり、まずはこの馬の行く気に任せて走らせて「理想は番手」くらいのイメージか