『エリザベス女王杯』
逃◎ ディヴィーナ Mデム 6番
●逃げ自信度 B
出走馬の過去9戦で”逃げ”があるのはこの馬の前走のみ。その府中牝馬Sでは押し出されてかかり気味に逃げつつも、上がり33.9を出してハナ差で勝利
これまでほとんどマイルばかり走っていた馬で前走もマイラーそのものの走りだった。最高に展開が恵まれての勝利のため、距離が400m延びる今回はさすがにスタミナ面で心配が大きい
しかしそれゆえにもし今回も逃げるカタチになったらまた他馬たちは軽視してくれる可能性大。上手くいけば再びの展開有利が見込める
『福島記念』
逃◎ ユニコーンライオン 国分優 16番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング2位。前走富士Sでは久々のマイルに挑戦。内枠スタートで外からこられて前と横にフタをされての道中で最後9着
前走の不完全燃焼な負け方を反省し、今回は得意の中距離で目一杯押してくると予想。大外枠に入ったが現時点でのダッシュ力のトップはこの馬と考えられ、一気にハナに立つ可能性あり
逃〇 テーオーシリウス 藤岡佑 4番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング6位。前走小倉記念では内枠から無理なく逃げて2着。前々走に番手に控えて散々な競馬からの復活劇だった
そのため今回も可能な限り前を狙うと予想。同型の中では一番有利な枠に入りハナとる可能性は十分にある
逃▲ バビット 内田博 14番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング4位。8か月半の休み明けで臨んだ前走毎日王冠では同型ウインカーネリアンに外から行かれて2番手の10着
叩いて良化の見込みはあるもののまだ完全復活は難しいか
逃△ ウインピクシス 松岡 13番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング13位。前走クイーンSでは番手に控えて2着。勝ち切るためにはハナを取る必要がありそうだが、番手もそれなりにこなせることが分かった
今回の逃げ馬多いメンバー構成であれば最初から控える競馬を狙いそうだ
『武蔵野ステークス』
逃◎ メイショウウズマサ 岩田康 11番
●逃げ自信度 B
ダ・短距離ランキング13位。1年2か月の休み明け。好調時の走りをすれば余裕でハナに立てそうなメンバー構成なのだが、この臨戦態勢で果たしてどうか
また他に逃げ馬がいると引きがちな岩田康騎手なのは気がかりではあるものの、この馬とのコンビで過去に4度逃げているためその点はそこまで心配しなくても良さそう
逃〇 タイセイサムソン 横山和 7番
●逃げ自信度 C
ダ・中長距離ランキング12位。中距離でよく逃げている馬であり短距離ではあまり逃げられていない
今回の先行勢を見るに、番手狙いの馬でもこの馬より序盤速い馬が多そう。ハナに立つのは厳しいか