『札幌記念』
逃◎ ユニコーンライオン 国分優作 15番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング2位。前走函館記念 では稍重馬場とトップハンデ59㎏で負けたが、その条件でも1F目12.2秒とかなりの速さを見せた
今回は大外枠で他に同型もいるがとにかく”逃げるのみ”の覚悟だろう
逃〇 ジャックドール 武豊 5番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング4位。デビューから14戦連続で芝2000mだけ走っていた馬が前走安田記念 で初めて1600mに挑戦。速い流れの2番手でもかかって前に行きたがる素振り見せて、溢れるスピード能力を示した
内枠に入り逃げやすいところなのだが、外のユニコーンライオンがハナを狙ってくるのは想定内。今回は後ろに怖い相手が沢山いるので、前で無駄にやり合うくらいなら最初から番手狙いでゆっくめにゲートを出す可能性大
(逃げ馬ファンとしては、その上でもこの馬が自ら前に出ていき速さを主張するケースを期待したい)
逃▲ アフリカンゴールド 国分恭介 9番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング6位。前走天皇賞(春)では捨て身の玉砕作戦で自身過去最速のラップでハナを取ったが、その後心房細動によって競走中止した
この距離このメンバーでは前走と同等かそれ以上の速さを出さないとハナに立つのは難しそう。さすがに病み上がりの初戦でそこまでの無理は出来ないと考えられる
『北九州記念』
逃◎ スティクス 幸 3番
●逃げ自信度 B
芝・短距離ランキング3位。前走アイビスSD では14番枠スタートで3番手。前に行ったのはさらに外の馬だったので実質逃げ馬と同等の速さだったといえる
今回はコーナーのあるレースで逃げ馬の中で最も内に入り、有利な立場
逃〇 ジャスパークローネ 団野 15番
●逃げ自信度 C
芝・短距離ランキング5位。前走CBC賞では”ゲートモゾモゾ癖"を克服して好スタートからすんなりハナとって勝利
1F目の持ち時計は11.9秒とスプリンターとしては遅いため評価は一枚落ちるが、発馬が安定していくようならまだ”出脚の伸びしろ”は十分にある
逃▲ テイエムスパーダ 今村 12番
●逃げ自信度 C
芝・短距離ランキング8位。前走CBC賞ではジャスパークローネの2番手にかかりながらもなんとか収まり最後は8着と一応競馬にはなっていた。近走の惨敗を考えればまずまずの結果かもしれない
ここも「同じ相手+さらに速そうな相手」も出てくることから、番手に収めるイメージで乗ってくるはず
逃△ モズメイメイ 松若 18番
●逃げ自信度 C
芝・短距離ランキング9位。前走葵Sではゲートが開いた瞬間に2馬身抜け出す歴史的ドンピシャロケットスタートを決めて勝利。ただその一瞬でレースを支配したおかげで1F目は12.4秒と意外と遅く、今回のような逃げのトップホースたちに本気で追われたら苦しい展開になりそう
また鞍上はテン乗り。前走ただでさえ奇跡的なタイミングのスタートだっただけに、さすがにここであのスタートを期待するには荷が重い
淡い期待になるが、あのスタートを騎手との呼吸関係なく”馬自身”が身に着けているなら面白いのだが