『有馬記念(3歳上G1)』中山 芝2500m(良)
◆勝ち馬◆ キタサンブラック 勝ち時計 2:33.6【平均12.29】
◆逃げ馬◆ キタサンブラック(1着) 前半ラップ 36.4【3F基準36.9】《Mペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 中盤が遅い、2100~2300mが速い
◆逃げ馬レース展開◆キタサンブラック中心視点
【スタート】好スタートから押してすんなり先頭に立ったキタサンブラック
【中盤】グングン飛ばしていく姿勢も見せたが、後続は全くの無プレッシャーでペースをガクンと落とした
【最終コーナー】3コーナーから楽な手ごたえで徐々に加速し先頭キープ
【最後の直線】直線手前からスパートをかけると誰もついてこれずに3馬身離した。その後遅れて差し馬が足を伸ばしてきたが、影も踏ませず先頭ゴール
★逃げ馬評価★
《キタサンブラック ◇ランクキープ 13位→13位》
引退レースなので武豊騎手も飛ばしていこうというスタートのアクション。しかし他馬たちは全馬抑えた走りをしたので「いくらでもペースを落とせて、スパートのタイミングも自由」という、この上なく楽な展開に
結局今回は、他の騎手たちがあまりに怖がってしまっていて、キタサンブラックのベストパフォーマンスを出すまでもなく勝ってしまった印象
名残惜しいレースになったが、続きはこれから生まれてくる産駒たちに期待。この最強の先行力は遺伝してほしい
『ギャラクシーS(3歳上OP)』阪神 ダ1400m(良)
◆勝ち馬◆ アキトクレッセント 勝ち時計 1:23.7【平均11.96】
◆逃げ馬◆ ウインムート(16着) 前半ラップ 34.0【3F基準35.8】《HHペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ―200mが極めて速くそれ以降ラップがずっと落ちていき最後のラップが極めて遅い
◆逃げ馬レース展開◆ウインムート中心視点
【スタート】立ち遅れ気味のスタートをしたウインムートだったが、断然の加速力で先頭集団に並び、そのまま内を利して逃げた
【最終コーナー】外のレッドゲルニカと抜きつ抜かれつの激しい先頭争いを展開
【最後の直線】先頭争いの2頭がそのまま直線に入るが足は残っておらず、両馬とも場群に沈んでいった
★逃げ馬評価★
《ウインムート ◇ランクキープ 1位→1位》
スタートは不安定だが、その後の加速力は見事
今回は常に競るカタチの厳しいレースで最下位になってしまったが、逃げる姿勢を崩さなかったことは良かったはず
《キタサンサジン ◇ランクキープ 7位→7位》
スタートがバツグンによく、発馬直後は先頭に立つ勢いなのだがその後に一歩届かずというレースを繰り返している。そして今回でとうとう5戦逃げず
過去の成績を見ると、逃げた方が良さそうなのだが、自分から積極的に逃げる気はないのかもしれない
【今回レースの逃げ馬予想記事】