『大阪杯』
逃◎ ジャックドール 藤岡佑 4番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング9位。前走金鯱賞では序盤楽にハナに立てた幸運はあったものの、それ以降は有無を言わさないイーブンラップを刻んで完勝した
ランキング9位と低めだが今回のメンバーなら最上位の速さを持っている。さらに4番枠に入って逃げる条件は完全に整った
後続馬たちはエフフォーリアの動きを見ながら競馬すると考えられ、G1でありながら序盤はそこまできついマークをされない可能性がある
ただそのエフフォーリア本人が一番注意していそうなのがジャックドール。中盤以降は他馬を引き連れ塊になったエフフォーリア集団が早めに上がってくるだろう。結局は地力の勝負になりそうだ
ちなみにこの馬、5連勝中の馬体重は506~508㎏とすごい安定度。今回も同じ馬体重で出てくるようなら”好調は保証されている”と考えていいだろう
逃〇 ショウナンバルディ 坂井 12番
●逃げ自信度 C
前走金鯱賞では”逃げ時”だったが岩田康誠騎手がスタート直後に急ブレーキをかけて”差し”に回って6着
今回は鞍上が坂井瑠星騎手に戻って先行する気配は高い。しかし前走の急ブレーキでここでの出足は期待しにくく、さらに外目の枠にも入った。行けるなら行きたいところだろうが、内のジャックドールが出ていくのが見えたらおとなしく番手に収まりそうだ
逃△ アフリカンゴールド 国分恭 15番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング11位。前走京都記念では初めて逃げたところ展開も向いて勝利した
こうなったら今後は逃げ中心に走っていくべきところなのだが、まだ出足の面で2000mでは足りなそう。15番枠も不利で、ここは番手で立ち回ることに専念した方が良いだろう
『ダービー卿チャレンジトロフィー』
逃◎ ノルカソルカ 藤岡佑 16番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング7位。前走小倉大賞典を使うまでは1600mばかり走って逃げていたのでむしろこちらがホームか
大外枠に入ったことで逃げるにはかなり厳しくなったが、単純な出足ならこの馬が最速。独特な頭の高いフォームにも注目
逃〇 サトノフェイバー 津村 9番
●逃げ自信度 C
長期休養明けの前々走を馬体重+12kgで走り凡走、前走は-12kgと一気に絞って逃げて6着と善戦した
前走の出足を見るにマイルで逃げるには足りないように感じた。しかしスタートから思いっきり押していくようなら逃げる速さはある
これまでは古川騎手だったので極端な逃げアクションはなかったが津村騎手に乗り替わったことで走りが変わる可能性はある
逃▲ トーラスジェミニ 原 12番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング2位。前走は地方ダートの黒船賞を使い7番手を走り8着
本来の速さならマイルでも逃げる速さがあるにはある。しかし前走ダート短距離とはいえ逃げられず精神面での状態は落ちているはず
12番枠も逃げにくく、今回は押しても番手が精一杯と予想
★現在の逃げ馬ランキング表★